熊の場所

2004年9月24日 読書
ISBN:4062113953 単行本 舞城 王太郎 講談社 2002/10 ¥1,680

これをうちが読んだのはだいぶ前。高2だったか高3だったか。
だいぶって言うか まぁ1年前くらいなんだけど。
やっぱり最初は表紙のインパクトというか可愛さというか、こういう、一見よくできてそうでチープなの大好きで。

なんか時代に流されるようにナイフとかバット振り回したり少年犯罪とか読み漁るのってよくないとは思うんですけど、それをのけても、舞城王太郎は面白いと思うな。というか、これは私限定かもしれないけど。

元々まったくわたし本読まないし。それだけに最後まで読ませた自体すごいんだと思うんだけど、この本。でも、それは私専用、だけどね。
漫画みたいにすらすら読める軽さみたいな世界があったから。
変に複雑にしてないし、やっぱ危ない感じに引かれるのかしら(だとしたら私は相当な馬鹿だけどw)

ただ、なんというか、英語は全く得意じゃないのに、無意味に日本語の文章構成とは違う言い方で話すんだよ私って。。。
それが英語の文章構成なのかはしらんけど。前世にその言葉使ってたんすかね。。。(んなあほなw)

私、ご飯食べたの、(または。)レストランで、○○ちゃんと。
見たいな感じ。これは余談だけど倒置もよく使う。
びっくりしたぁ。(これは。で。)いきなり車が来たから。

大抵いつもこうなのである。
だから、よく、私が話してても、友達は半分も理解できてなかったり、意味わかんないということになってしまう事が恥ずかしいけど多いw(19にもなって。。。w)
逆に私も友達の話半分も理解してなかったり。(よく天然っていわれるけど・・・微妙)

だから、舞城の文章構成というか、それに親しみを覚えるというか。。。点(、)だけで文章が(。)でとぎれぬ文章は私が昔書いていた作文にそっくりだし、「なんていうか○○いのが、なんたらかんたらで・・・」っていうあの文章がだらしなくも好き。読んでしまう。

でも、内容ももちろん好きかな。

得に「ピコーン!」うちも最初はちょい下品(てかこれを称して純文学というんかい!!と思ったが⇒もちろんそう称したのは波紋を呼ぶ宣伝文句でしょうが・・・)だけど、なんだか中身の事実はグロくて下品でも、文章のおかしさ(主人公の女のこのはっちゃけぶり)と実は内にある切ない女の子心みたいなのがすんごいおもしろかった。

「阿修羅ガール」は三島夫男賞とったみたいだし(それが理由かw)「好き好き大好き超愛してる」は題名がおもしろそう!だから早く読んでみたいと思います。

大丈夫!本が読めないあなたでもきっと読めるよこれは!

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